カナダと推しと私と

 

カナダに短期留学行ってきました。

 

幼少期から「いつか海外行きたい✧(✪д✪)✧」って思ってたんで念願叶っての初渡航

いや〜、楽しかった!午前中は大学で授業あったけど午後は自由だったし、ホストファミリーもおもしろい人だったし、街中みんなイケメンだし!出会う人みんなケンティーかってくらいお姫様扱いしてくれた…トビラほぼ触ってない

 

何はともあれ楽しかったんですけど、初めての海外だったもんだから渡航前は多少なりとも不安があったんですよね。

その不安材料を少し軽くしてくれたのは我が推し様加藤シゲアキ先生のエッセイ「できることならスティードで」でした。多趣味でフッ軽でどんどん物事を進めていくシゲアキさんの体験談は強気だけど少しビビりな私にまぁ何とかなるだろう!という気にさせてくれました。本当に感謝しかない。カナダに持っていこうか迷ったけど、1ヶ月の推し断ちを決めていたあと重量オーバーになりそうだったので推したちをお留守番させ7月カナダに旅立ったのです。

 

ティードを読んでおいてよかったと思うのは留学開始1週間目のことでした。

料理好きが幸いして私とホストマザーをすぐ仲良くさせてくれたので毎晩一緒に夕食を作ってたんですけど、その日はパンを作りたいと言ったからスーパーに買い物に行ったんです。購入したのは小麦粉とタピオカ粉。パンなのにタピオカ粉?デザートでも作るのかな?と思いながら帰宅→クッキング開始

👩🏻‍🦱(ホストマザー)「あなたはボールに小麦粉とタピオカ粉とパウダーチーズ量って入れて混ぜておいて。私はオーブン予熱しておくから。小麦粉は少しでいいからね。チーズはたっぷりの方が美味しいのよ〜💕」「終わったら卵とオリーブオイル入れて、あと牛乳。あら牛乳足りないわね、明日買わなきゃ…じゃあ水でいいわ!」「もっとよ!もっとチーズ入れて!!あなたを太らせるんだから!!!」

ってなかんじで材料まぜまぜオーブン投入で簡単にパンが完成しました。(ちなみに帰国後3キロ増えたのでホストマザーの目的は果たせてました…1ヶ月3キロって…)

できたてアツアツのチーズパンを1口食べた瞬間"ある文"が脳裏に…

「まずチーズの濃い香りが口に広がる。噛むとほどよい弾力で、例のもちもちの食感が僕を楽しませてくれた。」

そう、パンの正体は加藤シゲアキ著「できることならスティードで」のTrip5「ブラジル→京都」で出てくるポンデケージョだったのです。それに気づいた時私大興奮しちゃって、今までべらべら喋るような子ではなかったのに、

「これってブラジルのパンだよね!?私本読んでこのパン知ったの!作ってみたかったんだけど、タピオカ粉地元で全く見かけないから、今まで作れなくって…ずっと食べてみたかったの!あぁ、その本持ってくればよかった!本当にずっと食べたかったの!ありがとう、今日は最高の1日だよ︎👍🏻」

オタク全開。ひたすら語ってました。本当に感動したんだもん。これがシゲアキさんが食べたやつか〜!!!って。推し断ちしたのに推しを思い出す。改めて推しへの愛情を再確認しましたね。

 

私のポンデケージョのお供はいつもビール!私が相当ポンデケージョを気に入ったことがホストマザーに伝わって、大学からの帰宅後山積みポンデケージョがどーん!とお迎えみたいなことも何度かあったんですけど、食べれないよ〜って言ってもあなたの好きなビールと食べればすぐよ(ウインク)みたいな会話もしばしば。知らない土地でお酒飲んで潰れるの怖いから留学中は禁酒しようと思ってたのに、誘惑に負けて渡航3日目で飲んでしまった私はすっかり童顔のくせにめっちゃビール飲む日本人として地域に知れ渡りました。有岡大貴みたいだね!

私の素性がバレたもんなんで毎晩晩酌。毎回飲んだことのないお酒を用意してくれたホストファミリーが留学最後の週にに用意してくれたのがモヒート。そうモヒート!加藤シゲアキ先生がキューバで飲んだモヒート!人生初モヒート。それはそれは美味しかった…。今じゃお気に入りのお酒のひとつです。今宵も私はモヒートで晩酌することでしょう。

 

 

ここまで思い出をつらつら書き綴りましたけど、何が言いたかったのかというと、知らなかったことを知るのって楽しいよってこと。もちろん無知の状態で踏み込むのはビビるし躊躇するし怖いけど。海外に行ったことはおろか地元すら離れたことがなく、英語も特別上手く話せるわけでもない、今まで平穏な日々を過ごしてきた私にとって、この留学は人生のターニングポイントになる。でもこれまで苦労をすり抜けてきたからこそ出てくる不安。そんな時「人生の中で限界無理まで本気になれる回数は数回。今がその時なんじゃないか。」小説を書き始めた時のことを語る時に彼が必ず言う言葉が私の背中を押してくれました。死に物狂いで留学前に英語学習をしたから、今こうして楽しかった出来事として記憶されているんだなぁと思うと感謝してもしきれない。ありがとうを伝えられるならきっと彼は行動に移した私を褒めてくれそうだけど…

2023年目を背けたくなる事がいっぱい起きて、幸せだった数年前を思い出しながら何もかも無かったことにしたいと思う今、楽しかった幸せだったと思えるのは紛れもなく彼のおかげです。

 

 

来年はいっぱい笑顔でいてくれたらいいな